20代夫婦フリーター共働き、子供一人、年収230万円のキツキツ生活。
フリーターのまま結婚しても大丈夫?
学校卒業して就職しないでフリーターをしている人にも、彼女や彼氏ができれば、結婚をしたいと考える人もいますよね。
しかし、フリーターのまま結婚しても今はいいけど、将来的に子どもができたときや老後に収入がなくなる場合を考えるとこれで良いのだろうかとなやみます。
フリーターのまま結婚しても結婚生活をおくることはできるのか?と不安になりますが、生活はカツカツでもなんとかなります。
ただ生活するうえでいろいろ制約がでできてきます。
結論から言うと、人間らしい生活、というか少し余裕のある心が落ち着ける安心した生活を求めるならフリーターのまま結婚をするのはお勧めしません!
- フリーター夫婦の結婚生活に必要なおおまかな費用
- フリーターと正社員の年収比較(年齢別)
- フリーターと正社員のメリットの比較
上記3つをこれから自分たちの体験談を通して本当にフリーター同士の結婚生活のままでいいのか話していきます。
目次
フリーター夫婦年収200万円のキツキツ結婚生活の制約
年収200万円の生活は一人暮らしでも結構キツキツの生活です。
私たちの生活で、子供の養育費がなければもう少し生活が楽になります。
未だに~荘というアパート暮らし。家賃は1LDKで都内近郊で6.5万円ほど。
マンションに住むよりは家賃は安いので家計は助かるけど、大きな地震があった場合はアパート自体がつぶれそうな不安が残る。早く鉄筋コンクリートの耐震対策ができているマンションに引っ越したいと思う。
また1LDKだと、独りでいる場所が家の中にないので、時々息がつまりそうになる。
できれば2K~2LDKのマンションに住みたいが、通勤、交通の便、生活の便を考えると今住んでいる場所より都心から離れた場所でないと安い物件がないため、狭いアパートで現状維持を強いられる。
ということで、子供がいなくて1LDKのアパート暮らしで夫婦生活だったら生活はできます。
でもこういう状態を30代、40代になってもずっと続けたくない・・。
フリーター夫婦、20代、子どもなし、年収200万円の1カ月のリアル生活費
- 家賃(アパート)
結婚生活で最も大きな費用がかかるのが、住宅費用です。 - アパート1LDK 6.5万円
- 食費 3万円
- 光熱費 2万円
- 通信代 1.5万円
- 交通費 2万円
- 趣味・交際費・病院代等 2万円
- 社会保険料(国民健康保険、国民年金)5.5万円
計19万円(フリーター夫婦の1カ月の生活費)
年収200万円だと月に換算すると約20万円弱の生活費です。
この生活だと当然お小遣いはなく、本当に食べるだけのために生きている感じ。
また友人の結婚式や、親戚のお葬式、旅行代とか何か用入りのときの費用が捻出できない状態。
将来の貯金も全くできていないし、生命保険にも加入できないままでいるのでこの状態を何とかしたいと感じている。
30代、40代になってもフリーターのままだと、ボーナスも社会保障も何もない。昇級でお給料が高くなることもない。
一生、低い年収のままでいいのだろうか?
ここでフリーターと正社員の年収を比べてみたいと思う。
いかに自分たちのフリーター生活が社会でヤバイ状況かを知らされるだろう。
年代別サラリーマン(正社員)の平均年収
- 15~19歳 約210万円
- 20~24歳 約250万円~約290万円
- 25~29歳 約300万円~約350万円
- 30~34歳 約360万円~約440万円
- 35~39歳 約410万円~約550万円
- 40~44歳 約480万円~約660万円
(参考:厚生労働省「平成24年雇用政策研究会第1回資料」)
ちなみに↓こちらはフリーターの年代別平均年収。
年代別フリーターの平均年収
- 15~19歳 約110万円
- 20~24歳 約120~130万円
- 25~29歳 約130万円~140万円
- 30~34歳 約160万円~160万円
- 35~39歳 約170万円~190万円
- 40~44歳 約170万円~190万円
(参考:厚生労働省「平成24年雇用政策研究会第1回資料」)
上記のフリーターとサラリーマンの年代別平均年収をみると一発でわかる!
フリーターがどんだけ生涯貧民生活から抜け出せなくなるのか。
20代の時点で約100万円の年収の差ができてしまっている。
これは年代が上になるほど、フリーターと正社員の生活の差がでてきてしまう。
フリーターとサラリーマン正社員の年代別年収差
20代 130万円~210万円
30代 90万円~360万円
40代 240万円~470万円
この結果からみただけでもフリーター夫婦の一生は、年齢を追うごとに生活自体が厳しくなる、危うくなることが予想されます。
若いときはいいけど、歳をとるにつれ自分の健康状態も過信できることはなくなります。いつ大病するか?
働けなくなったら、社会保障は一切ないのでどうやって暮らしていけますか?
また正社員のように定年まで働けるという保証はどこにもありません。
雇う側=経営者にとっては若くフリーターの人を好みます。
理由は、若い人のほうが健康状態に心配ないから長く働けるから。
中高年になると職歴がないとフリーターの職を探すのもかなり困難で、場合によっては無職になる場合もあります。
フリーターのバイト歴は社会には「職歴」にはなりません。
職歴となるのは会社で正規雇用された場合の評価です。
生活費削減の観点から考えるサラリーマンのメリット
サラリーマン正社員のメリットはフリーターと比較すると社会保障に恵まれています。
また会社によっては手当てや制度があり、結婚することによってその恩恵を受けることができるので、生活費削減にもつながります。
例えば次のようなこと
通勤手当、定期代
フリーター・アルバイトは実費で通勤費を生活費の中から払わなければならない。でも正社員なら通勤費は満額タダ。
自宅から最寄りの駅までは徒歩か自転車通勤なのに会社にはバス代として通勤費を余分にもらっている人もけっこういます。
これで1か月約1万5千円ほどもらえますよね?その分を自分のお小遣いや貯金に回せます。
健康保険と厚生年金
フリーター&アルバイトだったら、自分で国民健康保険や国民年金代を払うようになります。
正社員の場合、会社の健康保険と厚生年金に入ることになり、健康保険と厚生年金は企業と本人が半分ずつ支払うことになります。
だから必要な費用の半分だけを正社員は支払えばいいことで・・。
しかも厚生年金のほうが定年後にもらえる年金が国保の人と比べ倍近く違う。
住宅手当
正社員の場合、会社によっては住宅手当として1か月に数万円をお給料に上乗せできる場合もあります。
こうすることで1つ上のランクの賃貸マンションに住むこともできますよね。
1か月2~3万円の住宅費があったら、自分たちの今払っているアパートを引き払って、10万円弱のマンションに住むことができるのでずっと快適な暮らしができることでしょう。
有休休暇
会社によっては有休をずべてしょうかできない場合もありますが、休めなかった場合は賃金振り替えや次年度に休暇繰り越しもできる場合もあります。
仕事休んでもお給料が支払われるんだからいい身分ですよね?
フリーターは仕事がないとその分無休。だから働かないわけにはいきません。
ざっとみても正規の会社員には結婚することでより充実した生活保障手当がもらえるため、フリーター夫婦よりも経済的にも精神的にも快適な生活を送ることができます。
ある程度の経済的余裕は心の安定も生み出しますからね。
フリーター夫婦の生活をずっと続けるのか?それとも早めに就職活動して20代のうちに、遅くても30代前半で正社員へ転職活動して生活の安定を求めるのか?
どちらにしても早めの決断をしたほうがいいです。年収を増やす方法を早めに考えましょう!!