現在、33歳で保育士として働いています。夫は、9歳年上の42歳で自営業で電気工事の仕事をしています。
家族構成は、私たち夫婦と小学生の息子と娘が一人ずつの4人家族です。年収は、私が300万円、夫が600万円、合計年収は900万になります。
自営業者との結婚は現実が毎日押し迫る
私は、結婚前は年収が500万円くらいありました。夜勤のある児童福祉施設で勤務していたため、手当などが充実していたからです。
独身の時は、この給与を全て自分のために使えていました。貯金もしっかりとしながら好きな洋服やバッグも購入することができていました。
夫は、年収で言えば、600万円ありますが、自営業ということもあり出ていくお金もかなり多いです。
手伝ってくれる若い子にご飯やジュースをおごることもしょっちゅうあります。また、夫はあるお金はすべて使ってしまうという人で、貯金がまったくできません。
結婚後、私はすぐに妊娠したため仕事を辞めることになり夫の収入のみで暮らすことになりました。
食べたい物を食べたい時に食べていた生活はおわり、常に節約のことばかり考えるようになりました。
生まれてくる子供のためにも貯金をしたい私に対して、夫はあるお金はすべて使いたいという考えで、お小遣いが少ないといつも文句を言っていました。
年収が下がっても食費と旅行代を切り詰めた
慣れていた生活からレベルを下げるのは初めは慣れずに大変です。ですが、相手を思いやり好きという気持ちがあれば何とか頑張れるものです。
無理せずに生活レベルを下げる方法として、まず食品を購入する場所を変えることがあげられます。
私は、独身の頃は輸入食品が揃うスーパーやデパ地下で食材を購入することが多かったです。
野菜も良い野菜が食べたくて宅配でわざわざお取り寄せをしていました。
ですが、結婚後は食費を下げなければとてもじゃないけれど暮らしていけません。そこで、一般的なスーパーで普段必要な物を購入するようになりました。
一般的なスーパーにも工夫次第で高級スーパーのものと変わらない味を再現することができます。私は、食費の節約を初めは、みじめだとか苦しいとか考えていました。ですが、いつまでも悩んでいても仕方がないので、食費の節約を楽しむようになりました。
少ない予算の中でいかに品数を増やしてかつおいしいご飯を作れるかをゲーム感覚で楽しんでいました。今では、節約料理が趣味の一つになっています。
また、ストレスを溜めない為にも時には高級スーパーでお気に入りのお菓子や調味料を購入していました。
また、家族でのお出かけもあきらめられない娯楽でした。地下版公園や動物園なども良いのですが、年に一回は旅行に行きたいと思っています。
ですが、独身の頃のような海外旅行はさすがに予算オーバーです。そこで、格安旅行券を利用して国内旅行を年に一回楽しんでいます。
安く楽しむコツは、オフシーズンを狙うことです。我が家は子供が二人とも小学生なので、学習発表会や運動会の代休日に旅行の予定を合わせています。代休日は平日なので、宿が安くとれるのと、観光地でも好いていることがメリットです。
このように、我慢しすぎず工夫して楽しむことで生活レベルを無理なく下げていくことができますよ。
生活レベルに応じてママ友との付き合いも変わってしまう

子供を出産後は私も仕事復帰をしました。非常勤社員ですが、年収300万円程度あります。そのため、専業主婦のママ友と比べると生活水準に違いを感じることがあります。
専業主婦のママ友にも夫が高給取りで働かなくても十分な生活ができる人と、経済的に厳しいけれど子供が小さいとか親の介護があると言った理由で働いていない人がいます。
生活に余裕があるママ友からは、月謝の高い習い事を頻繁に誘われます。夏期講習だけで10万円以上かかる英語塾に誘われた時は、さすがに付き合い方を変えようと考えました。
私は、恥を忍んでそのママ友に「10万円もこどもの習い事に出す余裕はないから、こめんね。」と伝えました。
子供への投資は必要と粘られましたが、聞き流しているとそのうち誘われなくなりました。さびしい気持ちはあるけれど仕方ないと割り切っています。
逆に働きたくても働けないママ友との接しかたも気をつかいます。
「ランチや遊びに誘いたくてもお金を気にしてこれないんじゃないかと心配したり、それが逆に失礼なんじゃないか」と思ったりするとなかなか気軽に誘えません。
たまに向こうから、誘われてもファーストフードでランチなどなので、正直あまり食べたいと思いません。洋服などの話題も合わないと感じることが多いです。
ですが、話しているととても気さくで面白いし子育て情報や節約情報に詳しいので助かっています。
特に、節約情報は目からうろこなので聞いて損はないと思っています。また、とても人が良い人なので、食パンや牛乳などお買い得の物があると、連絡をくれて、私のぶんまで購入してくれることがあります。
生活水準が違うと正直、気を使って付き合うのは大変なこともあります。ですが、自分は自分と貫くことで離れていく人は離れていくし、付き合いが続く人は続くと感じています。
結婚前には旦那さんの金銭感覚に注意して欲しい
結婚によって、働き方を変えざるを得なかったり、家族が増えることで自分の好きなようにお金が使えなくなったりすることは、ある程度仕方のないことです。
私の場合は、夫がお金を貯めるという感覚がなくあるお金をすぐにつかってしまうのでイライラすることも多いです。
結婚前にお互いの価値観は尊重しつつも、一定のルールを作ることが大切だと思います。具体的にはお小遣いや毎月の貯金額などを決めておくと計画が立てやすいです。
今から結婚を考えている方は旦那さんの金銭感覚はチェックしたほうが良いですよ?
今はおごってもらうのが楽しいと感じても、結婚したらそれは無駄遣いに変わるかもしれないのです。
また、生活レベルを下げざるを得なくなっても、無理をすると反動がきてしまうので注意が必要です。
無理な節約生活をすると、ストレスで逆に騒動買いをしてしまうことや気持ちが沈みがちになってしまいます。
そのため、節約をせざるを得なくなっても楽しみながら節約をすることがおすすめです。
もし、結婚前に生活レベルがさがることが分かっているなら、結婚前から徐々に節約の勉強を始めると良いでしょう。特に食費は、すぐに結果がでるので、実行してみることがおすすめです。
お金は、とても大事なものでお金がないと気持ちも荒みますし、人間関係のもヒビが入りかねません。
ですが、お金に振り舞われてしまうのはよくありません。お金と上手に付き合って楽しい生活をすることが大切です。
生活は大変ですが結婚そのものは悪くないと思います。我が家は自営業なので、定年がありません。そこはちょっと安心ですね♪